ハードルは多少なり高いものの、独学でのプログラミング言語の習得は可能です。特に難易度が高いとされているC++などのプログラミング言語は、プログラミングスクールに通って勉強するのが確実でしょう。しかし、実務経験でしか身につけられないものも多いです。難易度の高いプログラミング言語を習得していても、未経験の状態ではエンジニアとしての活躍が困難なケースも珍しくありません。

また、個人でプログラムを組むことと企業でプログラムを組むことには大きな違いがあります。代表的な違いとして挙げられるのが、トラブルが起こった際の対処法や設計書の作成方法、テストの実施方法などです。企業によって業務の進め方が異なりますが、個人でプログラミングを行う場合とのギャップに戸惑う可能性は高いでしょう。企業の利益のため、あるいはクライアントのためにシステムやプログラムを開発する際は、チームで業務に取り組むのが一般的です。周りとコミュニケーションをとりながら、仕様に沿うように実装する経験もエンジニアとして活躍するうえでは欠かせません。チームでのプログラミングと個人のプログラミングには大きな違いがあるので、実務経験を積んで慣れることは必須でしょう。

IT業界でエンジニアとして働くことを希望する場合、まずは何かしらのプログラミング言語を学んで習得しておく必要があります。そのうえで、アルバイトでも良いのでプログラミング言語のスキルを活かして実務経験を積んでいくのが、効率良く成長するためのコツです。